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神社でのお願い事の言い方とは?お参りの仕方やお願いの仕方を徹底解説!

神社でのお願い事の言い方とは?お参りの仕方やお願いの仕方を徹底解説!

 

「神社でのお願い事の言い方とは?正しいお参りの仕方はあるの?お願いの仕方についても詳しく知りたい!」

 

神社では、正しい方法でお願いや参拝をするのが望ましいとされています。

とはいえ、願い事をどう言えばいいのか、どのように参拝すればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

 

  • 神社でのお願い事の言い方とは?
  • 正しいお参りの仕方は?
  • お願いの仕方も知りたい!

などを把握して神社に行きたいはず。

 

そういうわけで今回は、『神社でのお願い事の言い方』についてお話していきます。

また、正しいお参りとお願いの仕方も詳しくお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください!

 

目次

神社でのお願い事の言い方とは?願い事の伝え方手順

神社でのお願い事の言い方とは?お参りの仕方やお願いの仕方を徹底解説!

 

まずは神社でお願い事をする際の、伝え方の手順を見ていきましょう。

  • ①自分が何者であるのか(住まいと氏名)を名乗る
  • ②日頃の感謝を述べ以前の願いが叶ったことを報告する
  • ③今回伝えたい願い事を心を込めて具体的に伝える

 

それぞれ詳しくお話していくので、ぜひ参考にしてみてください!

 

①自分が何者であるのか(住まいと氏名)を名乗る

 

神社でのお願い事は、単に心の中で願う以上の深い意味を持ちます。

自分自身を神様にしっかりと認識していただくために、自己紹介として自分が何者であるかを名乗るんです。

 

私たちが日常生活で出会う人たちと同様、自己紹介は初対面において基本的な礼儀とされています。

神様に対し自分の氏名と住所を告げることで、より具体的で個人的な関係性を築こうとする意味があるんですね。

 

この行動を通じて、神様への敬意を示せます。

そして自分自身を明確に認識してもらうことで、願い事がより直接的に伝わりやすくなるというわけなんです。

 

つまり自分を知ってもらい、そのうえで願い事を伝えることは願いが叶う可能性を高めるためのステップだといえます!

 

②日頃の感謝を述べ以前の願いが叶ったことを報告する

 

神社でお願い事をする前に、まずは日頃の感謝を述べ、以前の願いが叶ったことを神様に報告するようにしましょう。

この行動は、神様との良好な関係を築く基礎となります。

 

日々の生活の中で受ける恩恵に対する感謝を表すことで、自身が恵まれていることを再認識しつつ謙虚な気持ちが伝わるんですね。

また以前の願いが叶ったことを報告するのは、それが偶然ではなく神様のご加護によるものだと伝えるため。

 

そこで改めて、神様への敬意と信頼を示せるんです。

このようにして自分の心を整え、感謝の気持ちを表すことから始めるのが新たな願い事を伝えるうえでの重要なステップとなります。

 

この過程を大切にすることで願い事がより神聖なものとなり、神様にとっても喜ばれるものとなるでしょう!

 

③今回伝えたい願い事を心を込めて具体的に伝える

 

神社でお願い事をする際は、今回伝えたい願い事を心を込めて具体的に伝えるようにしてください。

ただ漠然と願うのではなく、心からその実現を望みながら神様に伝えるんです。

 

また、願い事を具体的に言った方がいい理由は、抽象的な願いよりも具体的な内容の方が神様にとっても理解しやすいから。

具体的に伝えることで、実現した時の姿を鮮明にイメージしやすいんです。

 

たとえば「幸せになりたい」と願うより、「家族みんなが健康で笑顔でいられますように」と言う方が願いの実態が明確になります。

このように願い事を心を込めて、かつ具体的に伝えることで自分自身もその願いにきちんと向き合うんですね。

 

その真剣な態度を維持したまま、神様への信頼と敬意を表してみてください!

 

神社参拝時の正しいお願いの仕方は?願い事の言い方ポイント

神社でのお願い事の言い方とは?お参りの仕方やお願いの仕方を徹底解説!

 

次に、神社で願い事を言うときのポイントを以下のとおりお伝えしていきます。

  • お願い事は一つだけに絞って伝える
  • お願い事は決意表明のような形で伝える
  • お願い事はより具体的に・理由を説明しながら伝える
  • お願い事は範囲を限定しすぎないように伝える

 

神様にしっかり伝わるよう、これらのことを意識してみてください!

 

お願い事は一つだけに絞って伝える

 

神社参拝時のお願い事は、一つだけに絞って伝えるのがポイントです。

神道では神々との間に深い結びつきを育むことを重視し、精神的な清らかさや誠実さを尊ぶ傾向があります。

 

お願い事を一つに絞ることは自らの最も深い願いを見つめ直し、それに心を集中させる行為として理解されているんですね。

これは神様に対して敬意を表し、真摯に願いを伝える姿勢を示すことになります。

 

また願い事を一つに絞ることは、その願いへの自分の信念を強める効果も期待できるんです。

多くの願いを同時に持っていても、どれも中途半端になりかねません。

 

一つの願いに集中することで、願いの成就に向けた自らの意志や努力もより一層強化されるでしょう。

以上の理由が、お願い事を一つに絞って伝えるポイントになります!

 

お願い事は決意表明のような形で伝える

 

神社でお願い事をする際は、決意表明のような形で伝えましょう。

というのも、お願い事を決意表明のような形で伝えることで神々との結びつきをより強固なものにするから。

 

神道において神々は人間の生活に密接に関わり、その努力や誠意を重んじるとされています。

なので単に願望を述べるのではなく、願いを実現するために自らがどのように努力するかを宣言してください。

 

そうすることで、神々の導きや加護を得やすくなると言われているんです。

また願い事を決意表明として伝えることは、自己の内省や目標設定のプロセスを促します。

 

願望だけを伝えるのではなく、それを達成するための自己の責任や役割に焦点を当てることで、その願いがより実現可能なものに。

このように願い事を決意表明として伝えることは、単に神へのお願いだけではなく自己の成長や発展にも貢献する可能性があります!

 

お願い事はより具体的に・理由を説明しながら伝える

 

神社でのお願い事を言う時は、より具体的に理由を説明しながら伝えるのがポイントです。

というのも、願いの内容を明確に理解し意識することで、その願いが実現するための意志や行動が強化されるから。

 

神道において、神は人々の日々の努力や誠実さに応える存在とされています。

つまり、願い事をする際に具体的な内容とその理由を説明することで、願う側の深い理解と真剣な姿勢を示せるんですね。

 

それによって、神々の導きや力が働きやすくなると考えられています。

また願い事を具体的にすることは、その願いが叶った際にそれを認識しやすくする効果もあるんですね。

 

抽象的な内容よりも、願いの達成を目指す具体的な行動計画を立てやすくなります。

結論として、神社参拝時にお願い事をする際は具体的に、かつ理由を添えて伝えることが重要です!

 

お願い事は範囲を限定しすぎないように伝える

 

神社参拝時、お願い事は範囲を限定しすぎないように伝えることを意識しましょう。

神様は、参拝者の心を見て願いを叶える存在とされています。

 

参拝者があまりに具体的で狭い範囲のお願い事をすると、なかなか叶えられない可能性があるんですね。

ここで、以下に挙げるお願い事の仕方の違いを見てみてください。

 

  1. 「特定の企業に就職できますように」
  2. 「自分に合った、やりがいのある仕事に就けますように」

 

この2つだと後者の方が、より幅広い形での幸福の実現が期待できるんです。

神々はあなたの願いを実現させようと尽力してくれますが、何でも言ったとおりになるわけではありません。

 

結果として本当にその人のために最善であるかどうかを見極めたうえで、個々に合った願いを叶えてくれるんです。

このようにお願い事は範囲を限定しすぎないように伝え、自分の未来への柔軟性を保ちつつより豊かな可能性を引き寄せましょう!

 

お願い事別!神社でのお願いの伝え方例文

神社でのお願い事の言い方とは?お参りの仕方やお願いの仕方を徹底解説!

 

さらにここからは、お願い事別の伝え方の例文をご紹介していきます。

  • 自分や家族の健康をお願いする場合の伝え方例文
  • 金銭面に関するお願い事する場合の伝え方例文
  • 仕事・就職に関するお願い事する場合の伝え方例文
  • 恋愛に関するお願い事する場合の伝え方例文

 

どのように願い事を言ったらいいか、ここでしっかり学んでいきましょう!

 

自分や家族の健康をお願いする場合の伝え方例文

 

神社で自分や家族の健康を神様にお願いする際どのように伝えたらいいか、以下の例文を参考にしてみてください。

「いつも私(もしくは私たち一家)を見守り続けてくださり、ありがとうございます。私自身と家族の健康と安泰を心から願っています。日々の生活の中で私たちが健康であることによって、周囲の人々にも良い影響を与えられるよう努めてまいります。どうか、私たち一家に健康と幸福を賜りますようお願い申し上げます。」

 

この例文では、まず神様への感謝を述べることから始めています。

神様への感謝を示すことで、心を清め敬意を表しているんですね。

 

そしてお願い事をする際には謙虚な態度を忘れず、かつ自分たちも努力をすることを伝えています。

このように、心からの敬意と感謝を込めてお願いすることが大切です!

 

金銭面に関するお願い事する場合の伝え方例文

 

神社で金銭面に関するお願い事をする場合、神様に心からの敬意と謙虚さを持って伝えましょう。

ここでは、一般的な伝え方の例文をご紹介します。

 

「この度は私にとって重要な金銭面の安定と向上に向けてのお導きを頂きたく、参拝させていただきます。日々の生活で直面する経済的な困難に対し、賢明な判断と行動ができるように努力します。今後の私の努力が、多くの恩恵を受けられるように導いていただけますと幸いです。また、この恩恵を通じて家族や周りの人々への支援も行えるように自らを律してまいります。より良い未来へとつながるよう、神様のお力を賜りますようお願いいたします。」

自身の金銭面での成長や安定を願う際は、単に「お金が欲しい」とお願いするのは避けてください。

 

この例文のように、その結果を通じてどのように自己成長を遂げ、また社会や他人への貢献につなげられるかを明確にしましょう。

また、自己の努力を誓いつつ神の導きを仰ぐ謙虚な姿勢を示してください。

 

これが、神社でのお願い事の基本的な心得といえるでしょう!

 

仕事・就職に関するお願い事する場合の伝え方例文

 

神社で仕事や就職に関するお願い事をする際は、心を落ち着けて自身の願いを誠実に伝えることが大切です。

たとえば就職活動中の人、もしくは現在の仕事での成功を願う場合、以下のような伝え方を参考にしてみてください。

 

「この度は、お参りさせていただきありがとうございます。私(自分の名前)は現在、仕事(または就職活動)に関する大切な局面に立っています。どうか私の努力が実を結び、良い結果に恵まれますようお力添えいただきたく思います。また、仕事(または就職活動)に際し、常に前向きな心を持ち成長し続けられるようにお導きください。」

この文ではまず神様への感謝を述べ、自分の現状と願い、そして願いが叶った際にどうありたいかを誠実に伝えています。

 

神社での祈りは言葉遣いや格式に縛られることなく、自分の心からの言葉で伝えることが肝心なんですね。

大切なのは願いを明確にし、それに向かって努力を惜しまないという姿勢を持つことです!

 

恋愛に関するお願い事する場合の伝え方例文

 

神社で恋愛に関するお願い事をする際、以下の例文を参考にしてみてください。

「いつも見守ってくださりありがとうございます。本日は、恋愛に関する願いをお聞きいただきたく参りました。私が現在愛している人と気持ちが通じ合い、2人で幸せな時を過ごしたいと願っております。どうか私たちの関係が良好で、支え合えるようにお導きください。また私自身がより魅力的な人間となり、相手にとってかけがえのない存在になれるように日々努力を重ねて参ります。したがって、その成長を見守っていただけますと幸いです。この願いが成就することで、私たちだけでなく周りの人々にも幸せが広がるように心よりお祈り申し上げます。どうか温かく見守っていただき、お力添えください。」

 

この例文ではまず神様に対する敬意と感謝の気持ちを表現し、そのうえで自分の願いを具体的に説明しています。

必ずしもこのとおりに言う必要はありませんが、くれぐれも自分本位のお願い事にならないよう注意しましょう。

 

願いの前後には2人の関係の成長を意識しつつ、幸せの連鎖を願う心を込めています。

恋愛のお願いをする際は、このように自分の心情を素直に、かつ相手を尊重する姿勢を示すことが大切です!

 

神社参拝時にお願い事を伝える際の注意点やNGポイント

神社でのお願い事の言い方とは?お参りの仕方やお願いの仕方を徹底解説!

 

ここでは、神社参拝時にお願い事を伝える際の注意点やNGポイントを以下のとおりお伝えしていきます。

  • 急に願い事を伝えるのはNG
  • 他人の不幸を望む願い事はNG
  • お賽銭を入れずに願い事をするのはNG
  • 何かのついでに神社を参拝してお願い事をすると効果が薄まる

 

ひとつずつ掘り下げていくので、さっそく見ていきましょう!

 

急に願い事を伝えるのはNG

 

神社でのお参りで急に願い事を伝えるのはNGとされる理由は、神社参拝のプロセスに基づくものです。

日本の伝統では、神様とのコミュニケーションには一定の作法が求められます。

 

参拝者は最初に手水舎で手と口を清め、心を清らかにしたあと本殿前で二礼二拍手一礼をして神様に挨拶をするんですね。

この一連の行動は、神様に敬意を示し自らの存在を知らせるものです。

 

そして、そのあとに願い事を心の中で伝えるのが一般的な流れになります。

急に願い事を伝えることは、この一連のプロセスを無視することになりかねません。

 

願い事を伝える前に、必ず自分自身を清め神様への感謝や尊敬の気持ちを表すことが大切です。

この過程を経ることで、願いがより真摯に適切に伝わるとされています。

 

したがって神社参拝の伝統的な作法を守り、神様にしっかり気持ちを伝える準備を整えてから願い事を言うようにしましょう!

 

他人の不幸を望む願い事はNG

 

神社参拝時にお願い事をする際、他人の不幸を望む願い事はNGとされています。

というのも、神社は参拝者が清らかな心で訪れ、幸せや良いことを願う場所だから。

 

他人への悪意や不幸を願うことは、その場の神聖さや穏やかな雰囲気を乱す行為とみなされます。

また、神道において人と人とのつながりや和を尊ぶ考えが根強くあるんですね。

 

そのため他人の不幸を願うことはその和を乱し、コミュニティ全体の調和を損なうと考えられています。

さらに他人に否定的な感情を抱くことで結果的に自分自身の心も乱れ、ポジティブなエネルギーを受け取りにくくなることも。

 

神様は参拝者の心を見ているため、負の願いは叶えてもらえません。

真心からの願い、そして自分自身や周囲の人々が幸せになるような願い事が、神様によって受け入れられやすいんです。

 

以上の理由から、神社参拝時に他人の不幸を望む願い事はNGとされています!

 

お賽銭を入れずに願い事をするのはNG

 

神社参拝時、お賽銭を入れずに願い事をするのはNGです。

お賽銭は神様への感謝や敬意を表す行為であり、同時に自分の願いを神様に届ける手段とも考えられています。

 

金額の多少ではなく、心を込めて捧げることが重要です。

お賽銭を入れずに願い事をするのは礼儀を欠く行為と見なされてしまい、神様に失礼にあたるんですね。

 

そのため、願い事が叶いにくいとも言われています。

神社参拝は、ただ願い事をする場ではなく神様と心を通わせる大切な時間です。

 

そのため、神社参拝の際はお賽銭を心を込めて捧げ、誠実な姿勢で願いを伝えることを意識してみてください!

 

何かのついでに神社を参拝してお願い事をすると効果が薄まる

 

何かのついでに神社を参拝してお願い事をすると、効果が薄まると言われているためおすすめしません。

というのも、神社でのお願い事は心を込めて行うべきものだから。

 

つまり、ついでに参拝するという態度は神様への敬意が足りないと捉えられ、願い事が叶いにくいとされる根拠になっているんです。

また、神社参拝は自分自身を清め、心を正してから臨むべきなんですね。

 

そのため他の目的で心が散らかっている状態では、真摯な気持ちで神様に向き合うのがむずかしいでしょう。

参拝時にはまず心を落ち着け、神社の境内に入ること自体をひとつの目的とし、神様に対する尊敬の念を持つことが大切です。

 

したがって何かのついでに参拝することは、その効果を薄まらせる原因となり得ると言われています!

 

神社での正しいお参りの仕方!基本の手順と基本的なマナー

神社でのお願い事の言い方とは?お参りの仕方やお願いの仕方を徹底解説!

 

神社でお願い事をするにあたって、正しいお参りの仕方も身につけておかなければなりません。

以下は、神社で参拝する際の基本的な手順とマナーです。

 

  • ①鳥居をくぐって参道を歩く
  • ②手水舎で手や口などを清める
  • ③本殿の前で鈴を鳴らす
  • ④賽銭箱にお賽銭を入れる
  • ⑤二礼二拍手→お願い事・お祈り→一礼
  • ⑥鳥居をくぐって外へ出る

それぞれ詳しく見ていきましょう!

 

①鳥居をくぐって参道を歩く

 

神社に入る前にまず鳥居の前で一礼してくぐり、参道を歩くのが基本的なマナーです。

これは、神様のいる聖域に入る際の敬意を表しています。

 

鳥居をくぐる際は神様が通る中央を避けることが望ましいとされているため、参拝者は参道の脇を歩くようにしましょう。

また、参道は静かに心を落ち着けて歩くようにしてください。

 

神社は神様をお祀りする神聖な場所ですから、雑談や大声での話し声は控えるべきです。

さらに参道で走ったり物を食べながら歩いたりするのは避け、心を清めながら本殿に向かいます。

 

この手順を守ることで、神社参拝がより意味深いものとなるでしょう!

 

②手水舎で手や口などを清める

 

本殿に行く前に、必ず手水舎(てみずや・ちょうずや)で手や口などを清めます。

以下に、手や口を清める手順を示すので参考にしてみてください。

 

  1. まず左手で柄杓(ひしゃく)を持ち、右手を清めます。
  2. 次に柄杓を右手に持ち替え、左手を清めます。
  3. 両手が清まったあとは左手で柄杓を持ち直し、少量の水を右手に取り口をゆすぎます。(このとき、直接柄杓を口につけるのは避けてください。)
  4. 口をゆすいだあと、残った水で柄杓の柄を流して清めます。
  5. 最後に柄杓を元の位置に戻して終了です。

この一連の動作は他の参拝者にも影響を与えるため、落ち着いて丁寧に行うことが大切です。

 

また手水舎での長居は避け、次の人のためにスムーズに場を譲る心遣いも忘れずに。

このシンプルながら意味深い儀式を通して自らを清め、心を整えてから神前に進むことが神社での正しいお参りの始まりとなります!

 

③本殿の前で鈴を鳴らす

 

本殿の前で鈴を鳴らすことも、神様への敬意を表す大切な行為です。

鈴を鳴らす行為は、神様に参拝者の訪れを知らせ心を清めるという意味が込められているんですね。

 

また鈴の音色によって邪気を払い、参拝者の心を穏やかにして祈りが神様に届きやすくする役割も持っています。

さらに、鈴を鳴らす動作は神様への感謝の表現としても重要視されていることを意識しましょう。

 

そのうえで鈴を鳴らす際は心を落ち着け、神聖な気持ちで神様にご挨拶してください。

なお、鈴を持つ手に力を入れすぎず心を込めて優しく振り、1~2回鳴らすようにしましょう。

 

鈴は何度も鳴らす必要はありません。

このように本殿の前で鈴を鳴らす動作にも基本的なマナーがあるため、しっかり覚えて参拝しましょう!

 

④賽銭箱にお賽銭を入れる

 

本殿の前で鈴を鳴らしたら、賽銭箱にお賽銭を入れます。

まず、賽銭箱に近づく前に軽く一礼をしてから進みましょう。

 

金額はとくに定められていないため、自分が感謝の気持ちを込められる範囲で準備して構いません。

お賽銭を賽銭箱に入れる際は、軽く手を振って音が出るようにすることが一般的です。

 

これには、神様の注意を引いたり穢れを払ったりする意味があるとされています。

なお、お参りの際の注意点としては、周りの参拝者への配慮が必要です。

 

たとえば賽銭を入れる際に大きな音を出しすぎないようにしたり、長時間賽銭箱の前に立ち止まらないようにしたりしましょう。

また神聖な場所であるため、写真撮影は控えるまたは許可が必要な場合があることを忘れずに。

 

このように、日本の伝統と礼儀を意識しながらお賽銭を入れましょう!

 

⑤二礼二拍手→お願い事・お祈り→一礼

 

お賽銭を入れたら、いよいよお願い事をする時間です。

お願い事をする際の基本作法をお伝えするので、以下をぜひ参考にしてみてください。

 

  1. 本殿や拝殿前に着いたら、まず深く二度お辞儀(二礼)をします。
  2. 次に、胸の前で手を合わせ(右手を少しずらす)、静かに二拍手します。
  3. 手をきちんと合わせ、心の中でお願い事や感謝の気持ちを伝えます。
  4. お願い事をしたあと、最後にもう一度深くお辞儀(一礼)をしてお参りを終えます。

なお、手を叩く回数やお辞儀の仕方は場所によって差があるため、訪れる神社の慣例に従うようにしましょう。

 

また本殿や拝殿の前では静かに行動し、他の参拝者の邪魔にならないよう配慮が必要です。

写真を撮る場合も、周囲の人々や神聖な場所への敬意を忘れないようにしてください。

 

以上の手順とマナーを守ることで神社でのお参りがより意味深いものになり、神様にあなたの気持ちが届きやすくなるでしょう!

 

⑥鳥居をくぐって外へ出る

 

参拝が終わったら、鳥居をくぐって外に出ます。

もし御朱印や授与品を受け取りたい場合は、参拝を済ませたあとにしてください。

 

御朱印は参拝した証としていただくものなので、一番最後です。

神社を訪れて最初にご挨拶すべきなのは本殿にいる神様だと認識し、順番を間違えないようにしましょう。

 

お参りを終えたあと、再度鳥居をくぐり外に出る際も同様に中央を避けて通ります。

外に出るときも、鳥居の前で振り返り本殿の方向に向かって深く一礼し、神様への敬意を表してください。

 

「神様の領域にお邪魔しました」という気持ちを持って、無事参拝ができたことを感謝して帰りましょう!

 

神社参拝時の服装や時間に関するマナー

神社でのお願い事の言い方とは?お参りの仕方やお願いの仕方を徹底解説!

 

神社参拝時は、服装や訪れる時間帯に関するマナーもきちんと守ることが重要です。

まず服装については、神聖な場所への訪問という意識を持って清潔感のある着こなしを心掛けましょう。

 

男性はシャツに襟がついたきれいめの服装が望ましく、女性は控えめで上品な装いが好ましいです。

また、派手な柄や過度にカジュアル、または露出が多い服装は避けるようにしましょう。

 

足元も同様に清潔感のある靴を選び、サンダルや草履などは避けるのが無難です。

次に時間帯に関しては、基本的には神社が開いている時間内であればいつ参拝しても構いません。

 

ですが、できるだけ午前中の早い時間帯に訪れる方が参拝客が少ないため、神様への願い事が届きやすいとされています。

どの時間帯に参拝しても、心を落ち着けることが重要。

 

より神様にお願い事を叶えてもらいやすくするために、神社参拝に向けて外見と内面の両方を整えることを意識しましょう!

 

まとめ

神社でのお願い事の言い方とは?お参りの仕方やお願いの仕方を徹底解説!

 

今回は、『神社でのお願い事の言い方』についてお話してきました。

お願い事の伝え方の手順は以下のとおりです。

 

  • ①自分が何者であるのか(住まいと氏名)を名乗る
  • ②日頃の感謝を述べ以前の願いが叶ったことを報告する
  • ③今回伝えたい願い事を心を込めて具体的に伝える

また、願い事を言うときのポイントを4つお伝えしました。

 

  • お願い事は一つだけに絞って伝える
  • お願い事は決意表明のような形で伝える
  • お願い事はより具体的に・理由を説明しながら伝える
  • お願い事は範囲を限定しすぎないように伝える

さらに、願い事別での伝え方の例文もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

  • 自分や家族の健康をお願いする場合の伝え方例文
  • 金銭面に関するお願い事する場合の伝え方例文
  • 仕事・就職に関するお願い事する場合の伝え方例文
  • 恋愛に関するお願い事する場合の伝え方例文

なお、神社でお願い事を伝える際は以下の点に注意しましょう。

 

  • 急に願い事を伝えるのはNG
  • 他人の不幸を望む願い事はNG
  • お賽銭を入れずに願い事をするのはNG
  • 何かのついでに神社を参拝してお願い事をすると効果が薄まる

最後に、神社参拝の基本の手順と服装や時間に関するマナーもお伝えしたので、こちらも覚えておくことをおすすめします。

 

願い事がある人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!

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