「11月の誕生石はシトリンとトパーズのどっちなんだろう?それぞれの石言葉や特徴も知りたいな」
1月から12月までにはそれぞれ誕生石という代表的なパワーストーンが存在します。
ほとんどの月は1つなのですが、11月はシトリンとトパーズの2つあって『どっちが本当なの?』と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
- 11月の誕生日はシトリンとトパーズのどっちなの?
- シトリンの特徴や石言葉とは何か?
- トパーズの特徴や石言葉とは何か?
など、11月の誕生石について気になることが多いはず。
そういうわけで今回は、11月の誕生石はトパーズとシトリンのどっちなのか?という疑問に回答していきます。
結論から言ってしまいますが、どちらもれっきとした11月の誕生石なんです!
なので、11月の誕生石が2つある理由やそれぞれの石の特徴もご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
11月の誕生石はシトリン、トパーズどっち?
シトリン、トパーズはどちらも11月の誕生石
冒頭でもお伝えしましたが、シトリンとトパーズはどっちも11月の誕生石です。
実際に遡ること1912年、アメリカの宝石商組合でによって「石を各月に当てはめる」という選定が行われ、どちらも11月の誕生石になりました。
なので、11月の誕生石を持ちたいのであれば、石の色やデザインなど、自分の好みで選んでも間違いではありません。
とはいえ、シトリンとトパーズは基本的な石の意味もよく似ています。
それぞれの石の特徴は後述していきますが、どっちも11月生まれの人を守り、優しくサポートしてくれる石なのです。
世界的権威GIAや日本の権威JJAに記載あり
誕生石については非常にたくさんのサイトなどで紹介されています。
その1つ1つを見てみると、「サイトによって誕生石が違うのはなぜ?」と疑問に思った人も多いのではないでしょうか。
というのも、誕生石はスピリチュアルなもので、独自の占いで選定しているサイトが多いからです。
正しい誕生石を知りたい場合は、権威のある機関やサイトでチェックするのがおすすめ。
なお、シトリンとトパーズは世界的な権威のあるGIA(※1)と日本で大きな権威のあるJJA(※2)に記載されているのでご安心ください。
※1)GIA(ジェモロジカル・インスティテュート・オブ・アメリカ)は宝石の研究などを行っているアメリカの教育機関。
※2)JJA(日本ジュエリー協会)は主に日本国内でジュエリーの鑑定や調査を行う機関。
一流ブランドの宝石店でダイヤモンドなどを購入すると、このGIAの鑑定書が付いてくることが多いです。
JJAも日本では非常に権威ある機関になります。
このGIAとJJAの2つの機関が記載している誕生石の情報であれば、まず間違いはないと言えるでしょう。
なので、シトリンとトパーズはどっちも11月の誕生石であると覚えておいてください!
11月以外にも、複数の誕生石が制定されている月あり
また11月以外にも誕生石が複数ある月があるので、あわせてご紹介していきます。
JIAで記載されている各月の誕生石は次の通りです。
- 1月:ガーネット
- 2月:アメシスト
- 3月:アクアマリン・ブラッドストーン
- 4月ダイヤモンド
- 5月:エメラルド
- 6月:真珠・アレキサンドライト・ムーンストーン
- 7月:ルビー
- 8月:ペリドット・スピネル・サードニックス
- 9月:サファイア
- 10月:オパール・トルマリン
- 11月:トパーズ・シトリン
- 12月:タンザナイト・トルコ石・ジルコン
ご覧になるとお分かりいただけるように、3月・6月・8月・10月・11月・12月は複数の誕生石があります。
11月のように誕生石が複数あるのは、決して珍しいことではないんです。
もちろんそれぞれの誕生石には優劣もないので、ファッションジュエリーなどを購入する時は、自分の好みで選んでOK!
シトリンの特徴!色や産地、石言葉は?
ここからは、11月の誕生石のシトリンとトパーズの特徴をどっちもご紹介していきます。
シトリンの石からお伝えしていきますが、シトリンは心を落ち着かせる癒しの石として世界中で人気があります。
そんなシトリンの情報をまとめると以下です。
- 和名:黄水晶
- 産地:天然はブラジルのみ
- 石言葉:繁栄・成功・富
シトリンは地中深くに眠っていたアメシストが、マグマなどの高熱や放射線が加わることで変色したもの。
そのためシトリンには、穏やかな波動を持つ石と言われていて、身に付けることで緊張が和みリラックスできる効果が期待できるでしょう。
さらに天然のシトリンは非常に貴重な石であり、品質の良いものは希少価値が高く値段も安くはありません。
という事で、シトリンの色・産地・石言葉をそれぞれ詳しくみていきます!
色:多色性なし(どの角度から見ても同じ色)
シトリンは黄水晶という別名があるように、見た目はとても綺麗な黄色をしています。
色のトーンは明るいものが多く、光に当たると金色に見える石も多いです。
またシトリンには多色性はないため、どの角度から見ても同じ色に見えます。
天然のシトリンで色ムラがほとんどないものは、やはり高価な宝石として扱われているお店がほとんどです。
ですが、実はシトリンには人工的に作られているものがあります。
人工的と言ってもアメシストからシトリンになる過程を人工的に操作しただけなので、成分などは天然の石と変わりません。
実際に、人工のシトリンも技術の発達でとても美しい色の石がたくさんあるので、ぜひ一度手にとってみてください!
産地:天然はブラジルのみ
シトリンの主要な産地は「ボリビア」や「スペイン」などがあります。
ですが、熱処理が自然に加わる美しいシトリンが採れるのは『ブラジル』だけだと言われています。
天然のシトリンができるには自然豊かな条件が重なる必要があり、産地は一部の地域に限られています。
だからこそ、天然のシトリンは高い価格で取り引きされているんです。
もともと採れる数が少ない上に鮮やかで美しい黄金色に近いトパーズは、ダイヤモンドにも負けない輝きを放ち、多くの人たちを魅了しています。
石言葉:繁栄・成功・富
シトリンはパワーストーンの一種であり、石言葉は「繁栄」「成功」「富」です。
このようにシトリンは癒しの効果が有名ですが、仕事の成功や商売繁盛などのプラスの意味がたくさんあります。
また、仕事の成功などの結果から大きな富を築くことができるとも言われています。
もっと言うと、黄色や黄金色をしていることから金運アップの効果もあり、権力者や資産家などにも愛されてきました。
ですので、大きな成功を手にしたい人はシトリンのアクセサリーを身に付けるのがおすすめいたします。
トパーズの特徴!色や産地、石言葉は?
続いては、11月の2つ目の誕生石であるトパーズについてご紹介してきます。
結論からお伝えすると、トパーズの情報は以下です。
- 和名:黄玉(おうぎょく)
- 産地:ブラジル・ナミビア・アメリカなど多数
- 石言葉:友情・友愛・潔白
トパーズはサンスクリット語の「トパズ(炎)」を意味する言葉が由来になっているとも言われています。
この石はパワーストーンの中でも特に優雅な気品を持つ石だとされています。
過去には貴族などもトパーズを宝飾品として愛用していました。
そんなトパーズについても色・産地・石言葉をさらに詳しくみていきましょう!
色:多色性あり(見る角度によって色が変わる)
トパーズはよく見かけるものは黄色をしていますが、実はさまざまな色があります。
無色のクリアカラー、ブルー、オレンジ、ピンク、紫などカラフルで鮮やかな色も多いです。
色付きのトパーズは、主に無色のクリアなトパーズに高熱の加工を加えて人工的に作られたものがほとんど。
ただし、本来の成分は変わっていないため、人工的に色を加えたトパーズも高価な宝石であることは変わりません。
トパーズはシトリンとは違って多色性のある石で、見る角度や光の当たり方によって色が変わるのが特徴と言えるでしょう。
幻想的な多色性の輝きが多くの人に人気がある理由と言えます。
産地:ブラジル・ナミビア・アメリカなど様々
トパーズの主な産地はブラジルのミナスジェライスなどが有名です。
この地域では非常に長い間トパーズの採掘がされていて、品質の良い石がたくさん出ています。
また他にもナミビアやアメリカなどもシトリンの世界的な産地です。
パキスタンなどは天然の珍しいピンクトパーズなどが出ることで知られています。
鮮やかなカラーの天然トパーズは希少価値が高く、コレクターの間ではシトリンと同じように驚くほどの高値で取り引きされることも少なくありません。
石言葉:友情・友愛・潔白
とても美しく魅力的なトパーズの石言葉には「友情」「友愛」「潔白」などがあります。
主に大切な人達との絆や繋がりを強化してくれる力があり、人間関係に恵まれた明るい未来へと導いてくれるでしょう。
さらに、石を持つ人の心を純粋でピュアに保ち、清廉潔白な人物として愛される人になるためのサポートをしてくれる効果も期待できます。
言い換えれば、トパーズの石はカリスマ性を高めてくれるの役立つのです。
自身をレベルアップさせていきたい時にも、ぜひ身に付けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
11月の誕生石はトパーズとシトリンのどっちなの?と疑問に持つ人は少なくありません。
ですが、どっちともれっきとした11月の誕生石であり貴重価値が高いので、ジュエリーを買う際は好みで選んでもOK!
石の購入などで迷った場合は、石言葉などで決めるのもいいでしょう。
大切なのは、身に着けるあなた自身の「感性」や「コーディネートとの相性」であり、どちらか一方というわけではないんです。
どっちも持っておき、気分で変えるというのもまた複数の誕生石を持つ11月ならではの楽しみ方かもしれません。
ぜひ、美しい誕生石をぜひスピリチュアルなお守りとして役立ててください!