『新羅生門』の幕が開きました!
横内さんをはじめ、多くのスタッフたちがこの舞台のために頑張ってきましたが、幕が開いた舞台は全て俳優たちのものになりますね。こんな俳優たちにもっと近づきたいと思っていませんか?
今日は、稽古場レポートの最終回として、稽古場での俳優たちの素顔を少し公開したいと思います。
まず、鬼のお母さん、サエ役の新井純さん(左)です。
『新羅生門』の歴史上、この役を本当にお母さんの年配の役者さんが演じるのは、今回が初めてだそうです。
横内さんも「新井さんが演じるサエが『新羅生門』の見どころ」とコメントしましたが、新井さんは舞台に立っているだけでもドラマチックな女優さんです。
「ぼーっとしているのが好き」という新井さんは、ダンスと殺陣の稽古がない分、もっと休める時間があったと思いますが、普段お芝居に入ると役を研究すること以外のことはあまりしないそうです。
鬼のお母さんの心をどれほど考えたでしょう。
新井純「最近は全部仮の世界、『画面』ですね。画面を通して見ることに慣れているでしょ。大事な機会になると思います、生身を感じることは。毛穴を開いて皮膚で感じてみてほしいです。想像するのとは全然違いますから。特にこの作品は子供からみんなが見ても楽しめる作品です」
もう一人の特別ゲストは、扉座の伴美奈子さん(下の写真、真ん中)です。
洗濯女を演じる伴さんは他の公演のため、途中から稽古に参加しましたが、俳優たちの呼吸には何の問題もなく、むしろみんなをリードするような、特有の明るさがある魅力的な女優さんです。
伴美奈子「ダンスあり、アクションあり、もりだくさんの舞台です。見なきゃ損ですよ!」
それでは、オーディションから選ばれたスーパーアンサンブル俳優たちに会ってみましょうか。
左の写真の中、伴さんの後ろに立っているかわいい女優さんは、金太郎役の柴田千絵理さんです。
金太郎になると右のようになります。
パフォーマンス集団たまご(http://tamago-land.jimdo.com/)に所属している彼女は、休みの日に洗濯したりバイトしたりする少女のような女優さんで、絵を描くのが大好きだそうです。
柴田さんは桐朋学園芸術短期大学で演劇を専攻して、いろんな舞台で大活躍中です。横内さんに対して「わかりやすく説明してくださってイメージがよく見えた」とコメントし、楽しい舞台になることを確信している姿を見せてくれました。
『新羅生門』には金太郎以外にも、桃太郎と家来たちも登場するんですね。
下の写真のなかで、真ん中の後に立っている方が桃太郎役の大窪人衛さんです。
日常ではとてもおとなしいと思いますが、桃太郎になるとかわいくて活発なキャラクターになるんです。個性強い声で大窪さんだけが作られる桃太郎のイメージが面白いです!
こんな桃太郎に負けない個性を持っているのが家来たちです。
木谷さんはクラシック歌手で、ミュージカル俳優を目指しているそうです。彼の声を聞いてみるとすぐわかることですけどね。
川崎大師にも行ってきた彼は、実は途中でついていけるかな…と不安になった時期もあったそうです。でも演出助手の田島さんと相談して、横内さんを信じて乗り越えました!
木谷ケイジ「後悔しないように来てください!たくさん挑戦して失敗してください!」
写真の真ん中にいる方は素敵な猿、吉田アツムさんです。調布市民の代表俳優と言えるでしょうか。吉田さんにとって今回の舞台は間違いなく素晴らしい思い出になるでしょうが、舞台の上の吉田さんを見るとただそれだけじゃないことがわかると思います。
演技というのも確かに時間をかけて磨かないといけない技術ですが、何かを表現するクリエイティヴな感覚も必要ですね。吉田さんの周りにいつも幸せなエネルギーがあるのは、きっと吉田さんが仲間たちとその感覚を共有しているからでしょう。
一番左にいる方は、雉役の植草美帆さんです。顔がよく見えないですね。下の写真を見てください。
美人ですよね。それに踊る姿もかっこいいです!
お芝居からダンスに入るとき、急すぎないように、稽古を繰り返した植草さんは、
走るのが大好きで、その運動神経がダンスの時に発揮されたのではないかと思います。
植草美帆「高校生の時から横内さんのファンですので、近くで演出の指導を受けることだけで幸せです。本当に面白い作品で、いい人たちがそろった舞台ですから、楽しみにしてください!」
もう一人の美人、姫役の 工藤あさぎさんもいます。
彼女はプロダクションに 所属していて去年にはNHKの『天地人』に出演した経歴があります。舞台の経験はあまりなくて毎日が勉強だったという工藤さんは、着物を見たり着たりするのが大好きだそうです。
かっこいいお顔は本番の舞台でご確認してください。
とてもやさしくて親切で、面白い方です。
それからゴロウ役の野口裕樹さん(左下)がいます。
今は劇団に所属していなくてこれから仲間たちと作っていこうとしているそうです。休みの日にも観劇をする野口さんは絵を描く趣味も持っています。
野口裕樹「とても素晴らしい作品だと思います。現実、今の社会をリアルに描いた作品ですね。やりながらも考えさせられます。受け取り方はみんな違うでしょうが、それでもすごい作品だと思うんです。一所懸命に演じます!」
この鬼を追いかける怖い渡辺鋼を演じるのは渡邉晋さんです。下の写真で一番左にいる方です。
服もそうですが、刀を持って動くことや台詞など、大変だと思いますが、とても明るくてやさしい俳優さんです。
彼のすぐ右にいる方が山路役の橋本昭博さんです。橋本さんも桐朋学園芸術短期大学の出身です。去年、事務所に入ったので、映画とかテレビドラマの出演が多くなりそうですが、でも舞台の経験もたくさんあって、せんがわ劇場の舞台に立つのも、もう3回目です。
ブログ(http://blog.oricon.co.jp/akihiro/) もありますので、これからの近況もチェックできます。
橋本昭博「いつか横内さんから、声を惜しめよ。そこからわかることもある、と言われたことがあるんですが、その言葉からすごくたくさんのことを学んだと思います。自分の台詞を聞いて周りを見ることができるようになりましたから。前から挑戦したかった横内さんのお芝居に参加することが単純に嬉しかったんですが、萎縮してはいけないから、俳優としていろいろ考えました。でも横内さんは、本当に俳優たちが表現しやすく、みんなを尊重してくださるんです。本当に演劇が好きなんだと感じました」
橋本さんの右にいる鈴木太一さんが演じる岡元も、山路と同じく普通の青年です。
鈴木さん(下の写真の左)は、劇団無=魂(ムコン)に所属しています。休みの日にも、役のことを考えるので、参考しなりそうなDVDなどを見てすごしたそうです。たまには美術館へ行って気分転換もします。
鈴木太一「私もアンサンブル公演が2回目です。
最後に、浦島太郎役の古田龍さんです。
鈴木さんの右にいる方で、今桜美林大学1年生の大学生です。去年プロの舞台にデビューした古田さんは、休みの日には散歩したりお買い物をしたりする、とてもおとなしい俳優さんです。
古田龍「横内さんはオーラがあります。的確な演出で、全然怒らないで笑いながら稽古場の雰囲気を作るのがすごいなと思います。おかげで楽しい作品が誕生しました」
古田さんの言葉通り、楽しい稽古が楽しい本番の舞台を作りましたね。あっという間に時間が過ぎましたが、俳優、スタッフみんなさんが家族みたいになった気がします。劇場までお越しいただく皆さんにとっても、『新羅生門』が忘れられない楽しい思い出になりますように、お祈りします。
今までありがとうございました!
アンサンブル イホンイ
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このページは、staffが2010年3月12日 08:01に書いたブログ記事です。
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