2009年12月アーカイブ
12月20日日曜日、午前11時からせんがわ劇場サンデー・マティネ・コンサート~午後への前奏曲~Vol.38が行われました。
今回のプログラムは、もうすぐクリスマス!ということで「クリスマスコンサート~合唱の贈り物~」と題して桐朋学園芸術短期大学女声合唱団の皆さん(指揮:松井康司、ピアノ:大出満美)による女声合唱をお送りしました。
ちょうど劇場ではフーレンダンス主催の招待公演 クリスマスメルヒェン「アンデルセンの卵」 の公演期間中で、ステージの上には大きなセットが置いてあり見た目にも楽しいクリスマスコンサートになったのではないでしょうか。
せんがわ劇場のホールは、コンサートホールとは異なり役者の言葉がはっきり聞き取れるよう残響時間が短く設計されています。音楽の演奏者は響きが多すぎても少なすぎても演奏するのが大変になりますが、今回は特に響きの少なくなる環境でしたので、リハーサルでは合唱の美しいハーモニーを造りだすことに特に注意を払っていたようです。残響時間が少ない分余韻は減ってしまいますが、出演者ひとりひとりのシンプルな声の響きを聴いていただけたかと思います。
12月2~4日、『銀河鉄道の夜』チームの集中ワークショップがあり、頭のなかに絵として存在していた舞台が立体的な形として作られ始めました。

この集中ワークショップは、舞台美術や衣装、音楽など、さまざまな分野のスタッフが集まり、全体像として『銀河鉄道の夜』を描いてみる貴重な時間でした。そのせいで黒谷先生は大忙しく、食事の時間も足りないくらいでした。でも、いつものようにみんな楽しく稽古ができて、休憩のときにはあちらこちらで原作を読んでいる役者さんの姿も見られました。稽古場でも、劇場でも相変わらず真面目な役者さんたちです。
今回は舞台が作られる一方、役者さんたちにとってはシーン1から丁寧に検討してみる機会でもありました。この作品は、一般的な台詞演劇とは違って、個人個人が原作から読み取れた物語、そしてそのイメージが一つ一つの動きとして現れます。動いている人形を通じて、どんどん人形を動かす役者さんの個性が伝わる気がするんです。それを見逃さなく感じ取ることも、この作品を楽しめる一つの方法になるのではないかと思います。
12月に入り、本番に向けて黒谷先生と役者さんたちはもっともっと真剣に稽古を続けています。皆さんがいつも元気で楽しく稽古ができるように、応援しましょう。