2009年7月アーカイブ

来年1月、せんがわ劇場アンサンブル第7回公演として上演される

人形演劇『銀河鉄道の夜』のオーディション&ワークショップが、

7月23日から26日まで開催されました。

 

 
今回応募してきたのは、17名のじつに個性的な面々。

そのほとんどが人形演劇未経験者とはいえ、

初日の23日、課題をもとに披露された

各人のクリエイティブなパフォーマンスには、

大きな潜在能力が見え隠れしていました。

翌日の24日から、さっそくワークショップの開始です。
課題だった絵画をもとに4つのグループに分かれ、

みんなでアイデアを出し合いながら、

オブジェを使ったパフォーマンスをグループごとに発表しました。

25日は基本的な身体言語となる「舞踏」をもとにした基本体操から開始。


そしてタオルを使って、その基本体操の動きを「モノ」に移していくという、

めずらしい稽古が行われました。


最初こそとまどいを隠せず、ぎこちない動きをしていた参加者のみなさんですが、

しだいにタオルを楽しく「生かす」ことに熱中していったようです。

そしてワークショップ最終日の26日は、

基本型をもとに、思い思いに飾りつけたオブジェを作成しました。

gingawa1.jpg4名一組でつくった大きな謎の(?)オブジェも完成し、いざ、仙川の町に!
「ケンタウルスの星祭り」と銘打ったパレードのはじまりです。

いよいよ仙川で「モノ語り」がスタートしたのです!


 

ginga4.jpg

                                            撮影:富永光昭

今回ご参加いただいた17名のなかから選出されたキャストの方々は、

8月より毎週1回ワークショップを行い、

来年1月の公演に向けて、「モノに語らせる」訓練を積むことになります。

そのようすについても、随時レポートしていきたいと思います!

 

アンサンブル・メンバーとしてオーディション&ワークショップにかかわった感想は……

ようやく、演出家の黒谷都さんがおっしゃる「主役はモノ」という意味が、

少しずつ理解できるようになりました。

いままで、正直いって「遠い存在」だった人形演劇が、

少しずつ近づいてきたような気がします。

 

来年1月、せんがわ劇場に登場する賢治ワールドでは、

モノが役者を引き立てるのではなく、モノ自体が観客のみなさまに語りかけます。
さて、どんな舞台がくり広げられるのでしょうか!? 乞ご期待!


ちなみに次回は、今回のオーディション&ワークショップ参加者の感想などをお伝えする予定です。

どうぞお楽しみに!


 

レポート:大野晶子(アンサンブル・メンバー)