『雪の女王』役者インタビュー その5

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今回は強者揃いの山賊チームから、山賊の頭(かしら)役の松尾容子さん、小さな山賊役の大瀧麻世さん、そして山賊ヨハンネス役の奥田晃平さんのインタビューをお届けいたします!

 

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松尾容子(まつお ようこ) 山賊の頭(かしら)

福岡県出身。
小学生のとき学芸会で舞台に立つよろこびに目ざめ、高校卒業後、いったんは横浜の演劇学校に入ったものの、父親の病気のために2か月で呼び戻される。その後は郷里でモダンダンスなどをやりながら、地元の劇団で活動。そんなときペーター・ゲスナーと出会い、彼が主宰するうずめ劇場に加わることに。過去の出演作は、『山姥2001』『いまわのきわ』等。せんがわ劇場にはオープニングのときからかかわり、アンサンブル0番目企画の『モバイル』に出演。うずめ劇場所属。

Q 中学・高校はやはり演劇部ですか?
A 学校演劇には興味がありませんでした。最初からプロ志向(?)でしたからね~。

 

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大瀧麻世(おおたき まよ) 小さな山賊

 

埼玉県出身。
高校3年生の夏までは、小学校の教師を目ざしてふつうに勉強していたが、所属していた演劇部の一員として秋の大会への出場を決意したため、受験競争から離脱する。演劇部の顧問に勧められた桐朋学園芸術短期大学を受け、合格。2年後には専攻科に進み、2008年3月に卒業。桐朋での恩師、岡安伸治の作/演出で、『蟠龍』に出演。

Q ご趣味は?
A コーヒーです! 毎日必ず自分でいれています。


 

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奥田晃平(おくだ こうへい) 山賊ヨハンネス

千葉県出身。
幼稚園のころから、親に連れられて子ども向けの芝居をよく観ていた。中学で演劇部に入り、高校は演技と音楽の専門学校に進学。その後、桐朋芸術短期大学へ。単位不足で桐朋を中退したのち、演劇ユニットG.comに参加。今回ペーター・ゲスナーのたっての希望で出演が決定。


Q いま現在の目標は?
A 自宅をマンガ喫茶にしようかなー。でも、客は入れませんけど(笑)。

 

 

 

――みなさん、過去に今回の演出家ペーター・ゲスナーの指導を受けた経験があるんですね。

 

大瀧 「桐朋時代に教わりました。学校で『Antigone@Japan(原作:アンティゴネー)』という作品を上演したんですが、そのときはじめてゲスナーさんの演出を受けたんです」

松尾 「もともとその『Antigone@Japan』は、ゲスナー監督が主宰するうずめ劇場で上演した作品です。わたしもうずめ劇場の劇団員として、過去にその作品に出演しています。だから桐朋で上演するときもお手伝いすることになって、大瀧さんたちとはそのときからの知り合いなんですよ」

奥田 「桐朋で上演されたとき、ぼくも裏方として参加していましたので、この3人はゲスナーつながりなんです」

 

 

 

――今回、そのゲスナーさんから直々にお声がかかったんでしょうか?P1010182(1).JPGのサムネール画像

 

大瀧 「そうですね。ものすごくいきなりでしたけど(笑)」

奥田 「そうそう、仕事中に電話がかかってきて、『お芝居出ない?』って。でもそのあと連絡が来たのは、顔合わせの前日ですよ!」

松尾 「あの方は、いつもそんな感じですよね(笑)」

 

 

 

 

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――お芝居以外の楽しみは?

 

松尾 「『雪の女王』からヒントを得て、いまミニバラを育てています」

大瀧 「あ、ゲルダとカイの家みたいに?」

松尾 「まあね(笑)。でも、育てるのが意外にむずかしくて」

奥田 「ぼくはプラモデルとかで遊んでます。でも楽しいのは創る過程なので、完成写真を撮ってデータとして残したら、すぐにポイです」

松尾 「へ~、まあ、男性はそうタイプが多いかもしれませんねぇ。何かのためとかではなく、モノを創ることそのものが好きだって点で」

 

――今回の『雪の女王』での役どころを教えてください。

 

松尾 「わたしは山賊の頭(かしら)なんですが、自分勝手でちっともいうことを聞かない子分たちに手こずらされてますね(笑)。でも、娘のことはとても大切にしていて、甘やかしつつ、将来、自分の意見をはっきりいえるリーダー格の人間となるよう、育てています」

大瀧 「その甘やかされて育った、わがままな娘が、わたし! 友だちってものを知らないで育ったんですけど、ゲルダとの出会いで『友情』に目ざめます。いろんな感情を抱いていながら、それが『悲しい』とか『さびしい』って表現されるものだというのを知らない子どもなんですよね」

松尾 「それって、やっぱりかわいそうなことなんでしょうね」

大瀧 「そうですね、でもそれが、語り手とかゲルダと出会うことで変わってくるんじゃないかと思うんです。そのへんところを掘り下げるには、これからの稽古が勝負ですけど(笑)」

奥田 「ぼくが演じるヨハンネスは……そうですね、どういう男なんでしょうねぇ……。いままで、下の人間には強くて上の人間には弱いって感じでキャラをつくっていたんですが、それをゲスナーさんに『やめろ!』といわれちゃって(笑)。だからまあ、たぶん怖い人になると思います……たぶん、ね」

 

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――山賊から見た、今回の『雪の女王』の見どころは?

 

大瀧 「いままで舞台未経験の人たちも、山賊チームとしてわらわら舞台で活躍しておもしろいので、ぜひそこに注目してほしいです!」

奥田 「山賊のシーンが、いちばんドタバタが多くて楽しいですヨ」

松尾 「山賊の世界は、一般常識が通用しない世界ですよね。世のなかの人間って、どうしても権威とかに弱くて、本音で話ができない。でも山賊の頭(かしら)は、建前で話をしない。そういうところ、じつは大切じゃないかと思うので、意識して観てもらえるとうれしいですね」

 

 

――みなさんの今後の予定を教えてください。

 

松尾 「わたしは所属するうずめ劇場の公演が2009年1月にあります。『ねずみ狩り』というお芝居で、こちらは制作でかかわっています。これにはゲスナー監督も出演します」

大瀧 「え、ゲスナーさんが? 役者として?」

松尾 「そう、2人芝居の片割れとして」

奥田 「えーっ、観に行かなきゃ!」

松尾 「あと、3月にはここせんがわ劇場で、イタリアのコメディをやります。夫婦の二人芝居です。こちらは出演します」

大瀧 「わたしは、今年の秋も出演した『蟠龍』の再演に出演する予定です。来年新しくできる劇場、座・高円寺のこけら落とし公演です。その芝居で、たぶん来年秋には静岡に行くと思います」

奥田 「当面、なにもないです(笑)。裏方スタッフとしての仕事が多いので。ひょっとすると夏に中野ザ・ポケットで上演するG.comの芝居にかかわるかもしれません。じつはうちの母親が制作やってるので」

松尾&大瀧 「えーっ!!!(驚愕)」

 

松尾&大瀧&奥田
「山賊が登場する第3幕は、休憩のすぐあとですよー!」

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インタビュー後記
さすが山賊だけあって、とてもにぎやかで、笑いが絶えず、コントロールのきかない(?)愉快なインタビューになりました!

このブログ記事について

このページは、emsemble memberが2008年12月13日 00:59に書いたブログ記事です。

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