『雪の女王』役者インタビュー その3
今回は、大がらすのカールルを演じる宮田景介さんと、その婚約者のからすクラーラを演じる三明真実さんです!
――お二人は今回が初顔合わせと聞いていますが、相性はいかがでしょう?
宮田 「共通点が多くて、驚くほど相性がいいんです」
三明 「どちらもマニアックなんです。ゲームとか、小説とか、好きなものが似通っているうえに、妙にこだわるところが同じで、“からすズ”はいきなり意気投合しちゃいました(笑)」
宮田 「そうなんですヨ、自主トレとかいいながら別室にこもって、じつはおたく同士の会話で盛り上がったりしちゃってるんです(笑)」
――たとえばどんなことにハマってるんですか?
三明 「わたし、4歳くらいからいくつかのことにどっぷり浸かってましたけど、とくに特撮ヒーローとかが大好きで、テレビを観たつぎの日にそれをみんなの前で演じてみせたりしてたんです。男っぽいかな」
宮田 「そうそう、だから話が合うんだよね」
三明 「じつは引きこもりの子どもだったんですけど、学校には行かないで知り合いに特撮ヒーロー演じてみせてました(笑)」
宮田 「それ、引きこもりっていわないんじゃないの?(笑)」
三明 「そうか(笑)。でも一種の変身願望があったのだけはたしかですね」
宮田 「ぼくは幼いころから、ありとあらゆるジャンルの音楽にハマってました」
三明 「演歌も?」
宮田 「演歌もいいですよね。いまでも残ってる歌っていうのは、やはりそれなりの理由があるんですよ。とにかく、ぼくの友は音楽です!」
――『雪の女王』でお二人が演じるカールルとクラーラについて教えてください。
宮田 「ぼくが演じる大がらすのカールルは、鳥ではありますが、平民的な存在です。中流階級のからすなんですね。でもじつはそういう役どころが、いちばん演じがいがあるんです。おまけにコンプレックスが強くて、自慢したがりの性格ときてます」
三明 「それにくらべて、わたしの演じるからすのクラーラは、上流階級のからすです!(笑) なにしろ宮廷の台所で暮らしてるんですから。外で暮らしているからすとはちがって、名誉あるからすです。いわば、宮廷の侍女みたいなものですね」
宮田 「そうそう、だからこそ、カールルはクラーラに目をつけたわけだし、彼女に恋しちゃうんです」
三明 「カールルとクラーラはおつきあいをしてるんですよ♪」
宮田 「カールルとしては、上流階級に入りこむチャンス!なわけです。そういうところが、けっこう賢いです」
三明 「でもいまのところ手綱を握ってるのは、クラーラですけどね(笑)」
宮田 「カールルは尻に引かれる運命です」
三明 「お芝居には出ないけれど、そういうからすの裏の駆け引きなんかも考えると、おもしろいですね」
宮田 「ぼくのほうが体格がいいのは、なんでもかんでも、がつがつ食べる庶民的なからすだからです」
三明 「クラーラは、いいものは食べてるけれど、なにせ食事に困ることがないので、量は少なくてOK。いろんな意味でスマートなんです(笑)」
――今回のお芝居の見どころは?
宮田 「ファンタジーとはいえ、日常生活のなかでも共感できる部分が多いんじゃないかと思うんですよね。ああ、こういうヤツいるよねーって感じで。おとなのみなさんには、そういうリアルな視点で観ていただけたらいいいかな」
三明 「お子さんには、とにかくわたしたちからすのまねっこをしてもらいたい!」
宮田 「たぶん、お子さんから見たら、衣裳もかわいいし、親しみやすいのでは。『ネバーエンディング・ストーリー』を観ているのと同じ気分になれるんじゃないかな」
宮田&三明
「ふたりで楽しみながら演じてますので、きっとみなさんにも楽しんでいただけると思います!」
インタビュー後記
会話も視線も、とにかく息がぴったりのお二人! 舞台での熱々ぶりも楽しみです♪