『雪の女王』役者インタビュー その2
インタビュー第2弾は、おばあさん役の天野眞由美さんと、語り手役の中村光雄さんです!
天野 眞由美(あまの まゆみ) おばあさん
東京都出身。
桐朋学園で4年間演技を本格的に学んだのち、俳優座の劇団員に。俳優座を選んだのは、高校時代に観た俳優座の『森は生きている』を観て感銘を受けたから。以来、現在にいたるまで俳優座で活躍。歌が得意なことから、音楽劇への出演依頼が多い。最近の出演作は、『コンスタント ワイフ』、『上意討ち――拝領妻始末』など。今後、新たに活動範囲を広げようと、あれこれ模索&準備中。
Q 健康の秘訣は?
A おもしろがること、楽しむこと。
天野 「それにしても語り手さんっていうのはね、もう、ほんとにダメな人なのよ、ぶきっちょで、見てられないの(笑)」
中村 「おばあさんの家に行っても、やけどしたり、ものを壊したり、いったいなにしに行ってるんだか(笑)」
――お二人が考える見どころは?
天野 「お子さんは、やはりからすとか王族とか山賊とか、見ていて楽しい登場人物に惹きつけられると思いますね。でもおとなの方々には、セリフのあちこちに隠された現実的な批判を発見してもらいたいです。スターリン時代に反体制の姿勢を貫いたシュヴァルツという劇作家が脚本を書いています。そんなことから、わたし自身、読んでいて、あっ!と思うようなことが、さりげないセリフのなかにたくさんこめられています。おとなにはおとなの楽しみかたがある、奥の深い作品なんですね」
中村 「アンデルセン自身がいっていることなんですけど、子どもに読み聞かせをするときは、その隣にいる親を意識すべきなんだそうです。そういう意味で、お子さんを連れてきた親御さんにも、観ながらあれこれ考えてもらえたらうれしいですね。ご自分の経験と照らし合わせて、共感してもらいたいです」
天野&中村
「よい子のみなさん、なにか感じたら、気にせず元気な声を出していいですよ。
でもおとなの方には、静かに(笑)、じっくり観てほしい作品です」